高タンパク質のドッグフード

高タンパク質のドッグフード

犬はもともと肉食の動物であったため、タンパク質の消化に適したからだのしくみを持っています。
しかし、高タンパク質のドックフードを与え続けても大丈夫なのでしょうか。

成犬の2倍ほどの栄養素が必要となる子犬の時期には、特に、高タンパク質の食事を必要とします。
子犬の時期にタンパク質が不足すると、骨や肉が正常に育つことが出来ずに、形成不良になる可能性があるからです。
妊娠中や、授乳中、運動量の多い犬種なども、高タンパク質のドックフードが向いています。
病気の無い高齢犬であれば、高タンパク質のドックフードを与え続けても問題はないとされています。
しかし、老化に伴い運動量が落ちるので、高蛋白質のドックフードの量を減らすなどの考慮です。

高タンパク質のドックフードを与え続けても、肝臓や、腎臓の疾患がなければ問題ありません。
タンパク質を分解するためには、肝臓や腎臓が関わってくるので、その臓器に疾患がある場合には、医師との相談が必要です。
タンパク質は、免疫力も高めてくれる物質なので、不足した方の弊害の方が大きいといえます。

タンパク質とは肉や魚に多く含まれている、犬にとって必要不可欠な栄養素です。
皮膚や内臓、体毛など体全体を形成しています。
高タンパク質のドックフードは、犬にとってとても良い食事といえます。